海外放浪女子の旅Blog

~途上国の教育と雇用に革命を~ 25歳女一人、仕事を辞めて国際協力の現場へ向かいます。

フィリピン 墓地に住む子供たちへ炊き出しボランティア

先日、セブの共同墓地で暮らしている人々を訪れました。

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今回お世話になった団体は現地の小さいNGO。スタッフはフィリピン2人と日本人女性1人。スタッフの方々に終始質問責めをしてきました。

 

日本人女性は私とそんなに年齢が変わらない方でした。大学卒業後、お墓でのボランティアを通してこのNGOに興味を持ち、社長に直々にスタッフになりたいとお願いしに行ったらしいです。ただ、給与は出ないため、セブで働きながら活動に参加しているとのこと。あっぱれ。

 

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この墓地には150以上の家族が住んでいます。

このように違法でお墓に住む人はセブだけではなくフィリピン全体にたくさんいるらしく、社会問題となっています。


なぜ違法と知りつつお墓に住み続けてると思いますか?

 


今回訪れた場所は、100年ほど前に裕福な中国人が作った共同墓地です。今は誰のものでもありません。そのため、50年ほど前から貧しいフィリピン人が勝手に住み始めました。

家を建てなくてもいいし、家賃もかからないし、彼らにとってベターな環境です。
政府は取り締まりつつも、僅かながら金銭的支援をしてくれているとのこと。

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私たちはこのお墓で、子供たちへの炊き出しボランティアをしました。

かといって彼らは他に食べるものがないわけではありません。この後に家族でちゃんとご飯を食べられます。(僅かだと思いますが・・・)

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なぜこのNGOの活動の1つに炊き出しボランティアがあるかというと、
「お腹いっぱい食べれることの幸せを感じてもらい、貧困から抜け出したいという気持ちにさせるため」
とのことです。同感。

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お墓に住む1つの家庭に事情を伺うことができました。

・結婚したが住む家がないためここに来た
・25年間いる
・夫は1日150ペソ(330円くらい)稼いでくる
・子供は4人

セブでは日給平均250ペソくらいと先生から聞いたので、かなり少ないです。ちなみに私が見た限り現地の安い屋台でも1人1食80ペソかかります。

また、どの家庭も大家族です。そのため兄弟の中で学校に通えない子もいます。公立学校は無料です。

なのになぜ通えないと思いますか?

 大きな理由は2つです。

・筆記用具や制服が買えない
・家族のために路上で働かなきゃいけない

 

貧困が子供の夢を奪ってしまいます。

私は「貧しい=不幸」だとは思いません。ただ、教育を受けられないのは納得いきません。

 

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お墓で暮らす人々について知り、皆様は何を感じますか?


私が思ったことは、

彼らを、この環境で妥協させてしまっているのではないのか、

ということです。


無料で住めて、丈夫な屋根も頑丈な壁もあって、政府も金銭的支援をしてくれて、たまに炊き出しもしてくれて、もうここを出たくない!って状況になってしまっているのでは?自立への努力をボランティアや政府自身が妨げているのでは?(かなり偏った見方なのは承知です)

 

貧しい人は豊かな人生に向けて努力すべき、とは全く思いません。「貧しい=不幸」ではないと思うからです。けど、違法を見逃していたらいけないと思うんです。治安も環境も悪くなる。

 

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住む場所と仕事さえあれば、そして教育を受けられれば、貧しくても家族で支えあって生きていける。


教育と雇用をどう解決していくか・・・

やっぱり私は、無償支援じゃないところにヒントがあると思うんです。

 

まだまだ学びを続けます。


来週は山村集落で暮らす人々を訪れる予定です。またレポートします!